HOTEL NEWS RESOURCEによると、エクスペディアグループメディアソリューションズはこのほど同グループの検索データなどをもとにした第1四半期のトレンドレポートを発表した。

検索件数は前年比75%増、前期比も25%増となり、特に欧州中東アフリカ(EMEA)で前年比165増となったほか、北米も70%増、ラテンアメリカも50%増となり、回復の遅れが指摘されるアジア太平洋も30%増となった。

また、コロナ禍を通して報告されていた予約の間際化も解消しつつあり、180日以上前の予約が前期から190%増加。0日から21日までの予約は15%減となった。

都市別では、ラスベガス、ニューヨーク、シカゴ、ロンドンなどの大都市が人気で、カンクン、プンタカナ、ホノルル、マイアミなどのビーチリゾートも予約先のトップ10に入った。ラスベガスは、昨年の第3四半期と第4四半期に1位だったニューヨークを抜いてトップに立った。また、アジア太平洋では豪州内の都市が大幅に伸びたという。

このほか記事では、宿泊予約の回復状況やサステナビリティへの意識の高まりなども紹介している。