J.D.パワーは5月11日、北米航空会社の顧客満足度に関する最新の調査結果を発表した。
全体の総合的な満足度は1000点中798点で1年前から20ポイント以上減少。運賃や乗務員、機体に対する満足が軒並み低下したという。ただし、前年まではコロナ禍で搭乗率が低かったことで機内のスペースが広く、待ち時間が少なく、サービスも行き届いていたこともあってやむを得ない結果としている。
ファーストクラスとビジネスクラスの満足度では、ジェットブルーが1位となった。2位と3位はアラスカ航空とデルタ航空で、エア・カナダ、ユナイテッド航空、アメリカン航空は平均を下回った。
またプレミアムエコノミーでもジェットブルーが1位を獲得し、2位以下はデルタ、アラスカ、アメリカン、ユナイテッド、エア・カナダの順。
エコノミーではサウスウエストが他を圧倒し、ジェットブルー、デルタ、アレジアント、アラスカ、エア・カナダ、ユナイテッド、スピリット、アメリカン、フロンティア、ウェストジェットと続いた。
なお、アメリカン、ユナイテッド、エア・カナダの3社はどの部門でも全体の平均を下回る結果となっている。