米政府は、電子渡航認証システム(ESTA)の申請料を値上げする計画だ。官報で示したもので、現在は14ドルだが21ドルとする。また、2027年までの継続も決定した。

ESTAは2009年から「旅行促進法(TPA)」に基づいて導入されているもので、EATAの収入にマッチングファンド形式で米国の旅行観光産業が拠出する資金を合わせてブランドUSAの活動資金としている。

今回の値上げは、手数料の4ドルを除く10ドルの旅行促進用費用を17ドルとするもの。2022年度から2027年度まで、平均して年間1.11億ドルの増収を見込んでいる。

Travel Off Pathによると、値上げの期日は5月26日で、値上げ分の7ドルはブランドUSAの活動をサポートするためのものとしている。