Travel Weeklyによると、ブランドUSAは米政府から2.5億ドル(約294億円)の特別予算を受け取ることが決まった。ESTA取得料金から捻出されるもので、主要市場からの訪米旅行促進のために投じる。
議会で超党派の支持を得て決まったといい、ブランドUSAのCEOは「コロナ禍からの回復に向けて画期的な出来事」とコメント。「納税者の負担のないこの資金によって、パートナーとともに旅行者の信頼を回復し、需要を刺激し、世界を一つにするために全速力で前進できる」と意欲を語ったという。
また、USトラベルアソシエーションのCEOも「米国の旅行業界全体にとって大きな勝利」であるとし、マーケティング活動に1ドル費やすごとに平均して26ドルを得られるという高い投資対効果などが支持を得られた理由だと評価したという。