BUSINESS TRAVEL NEWSによると、米ARCの発券データで6月12日までの1週間の国際線航空券発券数が2019年比2.5%増となった。
それまでの5週間は2019年の水準を下回っていたが、米国への入国に際して義務化されていた出発前検査が不要となったことを受けて海外旅行意欲が高まったと見られる。翌週も6.2%増となったという。
なお、欧州行きについて国別で比較すると、フランスやスペイン、オランダの改善は小幅だったが、ドイツは6月5日までの週が2019年比62.8%減であったところから6月19日の週には46.2%減まで改善。イタリアも47.8%減から32.2%減へと回復した。
ポルトガルは4.2%減だったところから12%増となり、欧州の国で唯一2019年を上回った。