Travel Off Pathによると、フィンランドは6月30日付けで新型コロナウイルス関連の入国要件をすべて廃止する。

入国前後の検査や入国後の隔離に加えてワクチン接種証明も不要とするもので、未接種でも目的を問わず入国できるようになり、コロナ禍が始まる前の入国要件を取り戻すこととなる。

同様の決断を下す国は日に日に増加しており、フィンランドの周辺国でもエストニア、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、ラトビア、リトアニアが先行。欧州内ではオランダ、スペイン、フランス、ポルトガル、ルクセンブルクが残るのみという。

Travel Off Pathの完全開国リストは6月23日10時現在未更新だが、フィンランドの追加により67番目の国・地域になるものと見られる。