Travel Off Pathによると、米系航空会社が6月に発生させた手荷物の遅延・破損の件数を比較すると、最も多かったのはアメリカン航空(提携するリージョナル航空会社含む)で荷物1000個あたり11.3個(1.13%)、合計10.8万個の遅延や破損が発生した。

これは米運輸省(DOT)のデータを取りまとめたもので、アメリカン航空は2019年も1.12%で他社を大きく上回っていた。

今年の2位はジェットブルーの0.75%で、19年の0.59%から大きく上昇した。一方、3位のユナイテッド航空は0.69%となったものの19年の0.88%からは減少。同様に19年に0.62%で3位だったハワイアン航空は0.33%で9社中8位へと大きく改善している。

なお、4位以下はデルタ航空が0.56%(19年0.51%)、スピリット航空が0.56%(同0.55%)、サウスウェスト航空の0.55%(0.51%)、フロンティア航空の0.39%(0.44%)、アレジアント航空の0.16%(0.20%)となった。