Skiftによると、USトラベルアソシエーション(USTA)はこのほど米国はビザ発給の遅れによって来年だけで660万人が訪米できず116億ドル(約1.7兆円)の消費額を失うことになると発表した。

米国への訪問ビザの待ち時間は、主要発給国からの初回申請者で現在400日を超えており、面談の予約待ち時間はメキシコシティでは641日に上るという。

USTAの調査はブラジル、インド、メキシコの旅行者を対象に実施したもので、ビザの待ち時間が1年を超えたら他国を選ぶ可能性があると答えた割合は、国によるものの61%から71%となったという。