HOTEL NEWS RESOURCEによると、STRの9月のデータでアジア太平洋地域の4都市で販売可能客室1部屋あたりの売上総利益(GOPPAR)が2019年水準を超えた。

最も好調だったのはニューデリーで24%増。8月の76%増よりは落ち着いたものの、引き続き19年を大きく上回っている。残りの3都市はシンガポールが7%増、クアラルンプールとシドニーが4%増。なお、東京の前月比83.1%増は主要都市で最高だったという。

一方、TTG Asiaによると、アマデウスのDemand360のデータで、第3四半期におけるアジア太平洋のホテルの稼働率は平均60%となって2019年の63%に迫るレベルまで回復。シンガポールでは、稼働率が75%となってADRは13%増、RevPARは10%増となったほか、10月の予約も2019年を上回ったという。

記事ではこのほかグループや業務渡航需要、予約のリードタイムの回復傾向も説明されている。

なお、グローバルでもアコーヒルトンが好調な回復を報告している。