TTG Miceによると、SAPコンカーがこのほど日本と中国、韓国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、インド、豪州、ニュージーランドの出張者合計1050人から回答を集めた調査で、出張時の最大の懸念として最も多く選ばれたのは健康と安全で全体の63%となった。

2位は出入国制限の変化だったが25%で、圧倒的な不安要素となっていることがわかる。また全世界では、健康と安全への懸念を選んだ割合が52%だったといい、アジア太平洋地域で不安感が根強く残っている様子が表れている。

このほか、アジア太平洋の回答者の38%は旅行前後よりも旅行中が最もストレスを感じる段階だと答えたといい、これは2021年の34%から4%増となった。

一方、出張への関心は低くなく全体の98%は出張の再開に前向き。ただし非常に意欲的な人の割合は昨年の63%から48%に低下したという。

記事では出張者が今望むことやサステナビリティへの態度が紹介されているほか、Concurのレポート全文へのリンクも掲載されている。