遅延・欠航時などに航空会社への補償請求の代行サービスを手掛けるAirHelpはこのほど、定時運航率(OTP)と旅客の評価、補償請求への対応の3点から航空会社を評価したランキングの最新版を公開した。

1位になったのはカタール航空で10点満点のうち8.11点の評価。OTPが7.6、補償対応が7.8だった一方、顧客の評価が8.9となった。2位はユナイテッド航空で8.07点。OTPと顧客評価がそれぞれ7.9となった一方、保証対応が8.4と高評価となった。

3位以下はカンタス、エティハド、LATAM、ユーロウィングス、チャイナエアライン、アメリカン航空の順で、9位に日本航空(JL)が入った。10位はアメリカン航空。全日空(NH)は14位で、JLが7.74点だったのに対してNHは7.50点となった。OTPはNHが9.0でJLの8.9を上回ったものの、顧客評価でJLが8.9、NHが8.4となり補償対応も5.3と5.1でJLが高い結果となった。

このほか、AirHelpではOTPと顧客評価、そして飲食施設の充実度から空港のランキングも発表しており、こちらでは羽田が1位、成田が3位の評価を得た。2位はブラジルのレシフェ空港で、ブラジルからは4位、6位、7位にもランクインしている。5位はインドのハイデラバード、8位は金浦、9位はドバイ、10位は済州となった。