TTGによると、カナダを拠点にサステナビリティなどに配慮したツアーを催行するG Adventuresの創業CEOが、ロシア政府による入国禁止の対象となった。

カナダ政府のロシアに対する制裁への報復措置としてカナダ人200人の入国禁止を決めた中に入ったものだが、当人は「勲章」として歓迎し、人権侵害に対するカナダの強い姿勢を証明するものだと評価したとのこと。

G Adventures自体も、早い段階でロシアへのツアーをキャンセルしてロシア人やロシアの代理店からの予約受付を停止するなどの措置を取ってきており、CEOは「旅”は、特に暗い時代において、世界の美しさに対して私たちの心や意識、目を開かせることができる最も強力な方法。(異なる国やコミュニティとの)文化交流は、私が32年前にこの会社を設立したときのバックボーンであり今後も続けていくが、罪のない人々を犠牲にしてはならない」と語ったという。