リゾートフィーやデスティネーションフィーなどのジャンク手数料に向けられる目が厳しさを増すなかで新たに「キュレーションフィー」が登場したことを先週取り上げたが、liveandletsfly.comによると、カナダのFairmont Château Whistlerがその名も「Housekeeping Surcharge」を徴収していると取り上げている。

1日あたり5加ドル(約560円)で、このうち4.5ドルはハウスキーピングチームへのチップとして、残りの0.5ドルはホテルの収益とすると明示。加えて、同時に8人以上で貸切車両に乗って登場したグループは到着日と出発日には「Baggage/Porterage Fee」として7ドル(うち6.3ドルがチップ)を徴収するとしている。いずれも必須の手数料とのこと。

liveandletsfly.comでは客室清掃はもはや通常サービスには含まれないのかと疑問を呈しているほか、こうしたチップの徴収は結局のところ企業が従業員への給与を出し惜しんでいるだけとの批判も根強い。