The New Zealand Heraldによると、観光分野のブランディングやマーケティングを手掛ける企業が米国で旅行者の意識調査を実施したところ、ニュージーランドは認知度などの面で非常に苦戦する結果に。そしてそのなかでは「カパ・ハカ」の起源としてニュージーランドを選んだ割合は26%に留まり、しかも同じ割合の回答者が日本を選んだとのこと。見方によっては日本の側にとってもブランディングが道半ばであることを突きつけられていると言える。
ハカの認知度は74%と高く、中国のパンダや豪州のカンガルーと当程度の高さとなったものの、国のイメージとの結びつきでは大きく差をつけられたという。また、ニュージーランドの国旗も49%の回答者が豪州または英国のものと勘違いしていたとしている。
記事では、「外国人旅行者からのニュージーランドの文化への関心は高く、それがニュージーランドのUSP(Unique Selling Proposition)であることも広く認識されている」としつつ「彼らはそれがどこから来るのかを知らないだけ」と書いている。