Travel Off Pathは2月9日、デジタルノマドの市場規模などを紹介する記事を公開した。
デジタルノマドはコロナ禍以前から存在はしていたもののコロナ禍でリモートワークが浸透したことで人気が上昇。2019年から2020年にかけて49%も増加したとのこと。世界全体では3500万人がデジタルノマドを自認して自任しているという。
例えばある調査では2021年に1690万人の米国人が自らをデジタルノマドであると定義しており、その数は2019年から2.3倍に増加。男女比は2022年時点で男性が59%、女性が41%。世代別ではミレニアルが47%と最も多く、23%がX世代、Z世代が17%、1946年から1964年生まれのベビーブーム世代が13%となっている。
また平均年齢は32歳で平均して6ヶ月ごとに滞在場所を変えているとのデータも。滞在先はホテルが最も多いが家族・友人宅が2番目で3番目はAirbnbとなり、残りはキャンピングカーやホステルなど。既婚者が多く、子連れでのデジタルノマドデビューも増加傾向という。
Travel Off Pathの記事では、実際にデジタルノマドとして生活する上での課題や可能性などについても説明されており、受け入れ側の参考にもなりそうだ。