HOTEL NEWS RESOURCEによると、Lodging Econometricsが集計した欧州における2022年第4四半期末時点のホテル建設計画は施設数が1711軒、客室数が26.1万室となった。

建設中は784軒12.3万室で12か月以内の着工予定が403軒6.1万室。計画の早期段階は524軒7.7万室となっている。

国別で最も多かったのは英国で295軒4.3万室。次いでドイツの257軒4.4万室、フランスの152軒1.7万室、ポルトガルの130軒1.5万室、トルコの92軒1.5万室などとなった。トルコの数値は今回の大地震発生により変化する可能性があるが、この時点では過去最多となったとのこと。都市別ではロンドンが最多でイスタンブールが2位となり、デュッセルドルフ、リスボン、パリが続いた。

会社別では地場のアコーが286軒3.8万室で1位。2位はヒルトンの195軒2.9万室となり、3位以下はマリオットが185軒2.9万室、IHGが153軒2.0万室、ラディソンが45軒0.8万室となった。記事ではブランド別の詳細も紹介されている。

なお、2023年の開業予定は424軒6.2万室で2024年は396軒5.5万室が見込まれるという。