PhocusWireによると、欧州では来夏にもフライトや鉄道、バス、タクシー、自転車、スクーターなど複数の交通手段をワンストップで予約できるアプリが誕生する可能性がある。
パリ五輪までに企業間のデータ共有を促進することでマルチモーダルの予約アプリを稼働させる取り組み「EONA-X」が進められているもの。EONA-Xはマルセイユ・プロバンス空港、AF/KL、アマデウス、ルノー、SNCFなどが共同で立ち上げた。
アプリにはリアルタイムの交通情報や天候情報なども提供される予定であるほか、例えば鉄道が運行停止となった際に別の手段を案内するような機能も搭載したい考え。移動による二酸化炭素排出量の削減にも繋がるという。