PhocusWireによると、Expedia GroupとKayakがChatGPT向けにプラグインを開発して接続され、ChatGPT上で両者の検索機能が利用可能となった。
ChatGPTはユーザーからの質問内容によって回答を「内製」するかプラグインを通して得た情報をもとに生成するかを判断しており、今回の2社はOpenTableやShopify、Slackなどとともにこのプラグインを開発したもの。
「Use Expedia to plan my NYC trip(Expediaを使ってニューヨーク市への旅行を計画して)」とプラグインを指定して検索できるほか、例えばKayakのプラグインを用いて「I’m looking for a hotel in New York City that’s close to Central Park(ニューヨーク市内でセントラルパークに近いホテルを探したい)」といった検索も可能となるという。
プラグインはまずはサブスクのPlus会員向けに利用可能とし、将来的にはより広く展開していくという。
ChatGPTなど生成型AIの活用についてはExpediaも含めて期待感に温度差が出ているが、Trip.comをはじめ活用事例は増加している。