PhocusWireによると、TravelocityやKayakを立ち上げてきたテリー・ジョーンズ氏はChatGPTがオンラインの旅行流通において非常に大きなポテンシャルを持っていると評価している。
ポイントは自然言語による検索で、従来型の検索に比べてユーザーの意図(ユーザーインテント)がすぐにはっきり把握可能であること。「次の休みに家族と海のきれいな場所に行きたい。宿泊は4ツ星くらいでプールとビーチバーベキューは楽しみたい」といった言葉で検索されることで、誰とどのような旅行をしたいと考えているかを理解することができる。
重要なのは、それに対して意図に合ったホテルなりの候補を返すことだけでなく、ユーザーに見せる画像や情報を「プール」や「ビーチバーベキュー」といった関心に合わせてカスタマイズすることで、コンバージョン率を大幅に引き上げることが可能という。
記事では、同氏がこれまでに立ち上げてきた企業での事例なども含めて主張の詳細が示されている。