Euronewsによると、イタリアは6月22日にローマやフィレンツェ、ボローニャ、トリエステなどの14都市に対し熱波についての「オレンジ」アラートを発出した。

気温は40度を超える可能性もあったといい、timeanddate.comによると同日のローマの最高気温は34度に達したとのこと。

イタリア政府のサイトでは主要27都市について最新のアラートが確認可能で、23日発表のものでは23日はオレンジが2都市のみでイエローが21都市、24日はイエローが3都市でそれ以外はすべてグリーン、25日は全都市がグリーンと落ち着いてきている様子。

しかし昨年にはローマで40度超、一昨年にはシチリアで48.8度が記録されるなどイタリアや欧州各地で熱波の問題は毎年顕著となっており、今年も影響が懸念される。欧州では、極端な熱波によって今世紀末までに毎年平均で9万人が命を落とす可能性があるとの調査結果もあるという。