欧州では熱波や干ばつ、河川の水位低下などの異常事態が続いているが、TTGによるとリバークルーズ各社は影響を最小限に留めて運航を継続しているとメッセージを発信している。

現地では、ロワール川で場所によって徒歩で渡れるようになったりライン川で運搬船の通行が不可能になったりし、過去500年で最悪になる可能性も指摘されているが、リバークルーズ会社では状況を日々注視して関係当局などと連携。

一部ではキャンセルを強いられるケースもあるが、それ以外では必要に応じて旅程変更など適切な調整をし適切で魅力的な代替寄港地に案内するほか、グルメイベントや船内アクティビティ、エクスカーションなどを追加して満足度を高めている。

これに対して、顧客側も今のところは状況を理解して旅行計画を進める人が多いという。

なお、干ばつについては英Travel Weeklyも記事を掲載。南欧のデスティネーションが同地への旅行に影響はないことを訴えていることや、旅行会社に入る問い合わせの状況などについて紹介している。