PhocusWireによると、航空会社や旅行会社の間でクレジットカードの「チャージバック」が増加している。

Amadeusの決済事業Outpayceが航空会社と旅行会社の経営者46人から聞き取ったもので、回答者の71%が増加していると回答。2022年の件数は前年から30%増えたという。

旅行者が返金手続きよりもチャージバックの方が簡単だと認識した可能性やチャージバック自体の認知度が上昇した可能性があるほか、モバイルバンキングのアプリなどで簡単にチャージバックの手続きができるようになったことも理由として挙げられている。

チャージバックに対する異議申し立てでは、約25%の回答者は60%以上の案件で反証に成功。一方、ほぼ半数の会社は成功率が40%以下と回答したという。

記事ではチャージバック阻止のサービスを提供するスタートアップ企業についても紹介されている。