Euromonitorの調査で、旅行予約のオンライン比率は2023年現在で66%となっており、特にモバイルはオンライン予約全体の35%を占めるまでに伸長している。
PhocusWireによると、Booking.comではすでに半分以上がモバイル経由となっているほか、Marriottなどもモバイルへの取り組み強化を掲げているとのこと。
またEuromonitorとは別の調査でも、260のホテルチェーンの9000軒の予約データを分析したところ、2020年に23%、2022年に24%強だったモバイル予約の比率が2023年第1四半期には29%に迫る勢いに。以前は「スマホで調べてPCで予約」が目立ったものの、最近はデジタルネイティブ世代の増加もあって変化してきているという。
PhocusWireの記事ではこのほか、モバイル化に伴う予約の間際化などの傾向や、ChatGPTなど生成AIの影響の可能性などについても触れられている。