Euronewsによると、イタリアの人気観光地サルディーニャ島周辺でオーバーツーリズム対策として新たな規則が定められた。

ピンク色の砂浜が人気の離島、ブデッリ島では砂が減少しはじめた1990年代なかば以降、立ち入りは禁止されボートに乗って海上から見ることしか認められていなかったが、勝手に上陸したうえで砂を盗む旅行者がいなくならず、今年新たにビーチを歩くと500ユーロ、砂を盗むと最高3500ユーロの罰金を課すことを決めた。

また、ラ・マッダレーナ諸島のCala CoticcioとCala Brigantinaのビーチは、昨年から1日60人の上限が設けられオンラインで3ユーロを払って事前予約することが求められるようになった。そしてサルディーニャ島も6月15日から9月15日までの期間、一部のビーチで入場制限を設けるほか、駐車料金の徴収も開始しているという。