Euronewsによると、イタリアの鉄道会社トレニタリアがベネツィア/リュブリャナ間で高速鉄道の運行を検討している。
12月11日に試験運行を実施したもので、来年4月にもサービスが開始される可能性があるとのこと。またミラノからの運行も視野に入っているという。
イタリアとスロベニアは国境を接しているものの鉄道網は現在繋がってなく、トリエステ/リュブリャナ間の路線が2021年に検討されたこともあったが実現しなかったという。
一方、Euronewsの別の記事ではオーストリアで運用が始まった新型夜行列車の車内を紹介。ウィーン/ハンブルク間に投入されているほか、2028年までにイタリアやオランダ、スイスなどへの路線でも利用可能としていく計画。
欧州では環境負荷の軽減のために鉄道サービスの拡充が積極的に進められているところで、オーストリア連邦鉄道(ÖBB)では夜行列車の利用者数を現在の150万人から2030年には300万人へと倍増させる目標を掲げているという。