欧州やアフリカで干ばつが旅行観光産業に大きな影響を及ぼしているとのこと。

Cruise Hiveによると、過去100年で最悪の干ばつに見舞われているスペインのカタルーニャ自治州では、バルセロナ港とクルーズライン国際協会(CLIA)とその会員企業の間で、緊急時を除いてクルーズ客船への水の供給を取りやめることで合意された。

造水技術の進歩により寄港時に給水を必要とするケースは減少しているため、船内での体験に影響が出るかは不透明だが、他の港でも同様の措置が取られる可能性が高まっているという。

また、THE SOUTH AFRICANによると南アフリカでも観光産業が干ばつによって打撃を受けている状況。宿泊施設で水が使えない可能性を懸念して予約をキャンセルする旅行者が増加していることを伝えている。