HOTEL NEWS RESOURCEによると、国際空港評議会(ACI)が世界の航空旅客数について長期予測を発表した。

2024年は国際線が40億人、国内線が57億人となってコロナ前の水準を超えると見ているが、これが2042年には87億人と106億人となってほぼ倍増すると予測。

2023年から2042年までの年平均成長率は4.3%で、先進国は3.2%に留まる一方、新興国・発展途上国が5.4%と牽引するとしている。また2042年から2052年までの年平均成長率は全体で3.6%となり、2052年の旅客数は現在の2.5倍の規模になっているとの予想だ。

国別では、2023年に米国、中国、インド、スペイン、英国、日本、トルコの順だった旅客数のランキングが2042年には中国、米国、インド、インドネシア、スペイン、日本、トルコ、2052年には中国、米国、インド、インドネシア、スペイン、トルコ、日本へと入れ替わっていくとしている。