Travel Weeklyによると、英国のテリーザ・メイ元首相が世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)のグローバルサミットで登壇し同国がコロナ禍で課した出入国制限について経済に打撃を与えたと批判した。

「英国は世界で最もワクチン接種が進んでいる国の一つだが、制限解除に最も消極的な国の一つでもあった」とし、それにより「我々の経済にとって重要なセクターに深刻なダメージを与えた」「観光産業は事実上営業を停止させられた」と発言したとのこと。

そのうえで、教訓として「世論調査に左右されるのではなく、国の利益のために行動するべきだ」と訴えた。メイ氏は国会でもボリス・ジョンソン政権に対して渡航制限を繰り返し批判していたという。