CNBCによると、信用情報機関のTransUnionが発表したレポートで、2021年第2四半期にネット詐欺が疑われた案件の数は全世界で前年比16.5%増となったが、旅行・レジャー業界は155.9%増となった。また、ゲーム業界も393%増と大きく増加している。

犯罪者たちは「金と可能性があるところに集まる」もので、旅行需要の回復がそうした傾向に繋がっているとの分析だ。

詐欺の種類では、フィッシングが第1位で、クレジットカード情報の盗難や不正請求が続くという。

ユーザーとしては、パスワードの自動保存を避けたり多要素認証を利用したりする防衛策が必要としている。