TTG Miceによると、インドネシア政府はコロナ禍からのリカバリーを目指す3段階の戦略を準備している。
第1段階は2021年と2022年で、国内需要喚起と業界のデジタルトランスフォーメーションを推進。衛生、健康、安全、環境対策のガイドライン「CHSE(Cleanliness, Health, Safety and Environmental Sustainability)」の遵守も求めていく。また、この段階で各国とのトラベルバブルも進め、バリ島などの段階的な開放に取り組んでいく。
第2段階は2022年から2024年で、観光村(ツーリズムビレッジ)のプロモーションを強化し、コミュニティを基盤とする観光に焦点を当てる。さらに第3段階の2024年から2029年は観光の質やデスティネーションの回復力(レジリエンス)の強化、ウェルネスやアドベンチャー商品の販売促進、デジタルトランスフォーメーションの加速などに取り組むという。