AUSTRALIAN AVIATIONによると、カンタス航空は西オーストラリア州発着の路線について、同州の保守的な州境政策を理由に一時的に見直すことを正式に決めた。

重要路線であるパース/ロンドン線を少なくとも4月まで別の空港経由とすることを決めたほか、ニュー・サウス・ウェールズ州とビクトリア州への便の追加も2月まで延期する。

ロンドン線はメルボルン/ダーウィン/ロンドンの経路で運航を検討中で、ノーザンテリトリー政府とダーウィン空港と交渉中。不可能だった場合はメルボルン/シンガポール/ロンドンで運航するという。

また、ニュー・サウス・ウェールズとビクトリアの両州への路線は、現行の週5便は維持するが、通常の便数に戻すのは2月1日とした。