Breaking Travel Newsによると、ブリティッシュ・エアウェイズやイベリア航空、エア・リンガスなどを傘下に持つIAGの第3四半期業績で、営業損益は4.52億ユーロの赤字となった。コロナ後初の四半期黒字を計上したルフトハンザには水をあけられた形だが、前年の19.23億ユーロの赤字からは大きく改善している。

通年での営業損失は24.87億ユーロで、前年の59.75億ユーロから大きく縮小。営業キャッシュフローもコロナ禍で初めてプラスに転じており、米国との隔離なしでの往来が再開することから更なる回復にも期待。

通年での損失は30億ユーロに達する見通しだが、供給量の拡充とともに来年には黒字化を目指すという。