PhocusWireによると、エクスペディアグループは第3四半期に業績を大きく改善し、2019年に近いレベルの利益を確保した。

純利益は3.62億ドル(約411億円)となり2019年の4.09億ユーロに迫ったほか、調整後EBITDAも8.55億ドルで前四半期に続いて黒字となり、2019年の9.12億ドルにあと一歩のところまで改善した。

副会長兼CEOは、デルタ株の存在を考えればこれまでで最も高い利益を残せた四半期だと評価しているという。事業全体で改善はしているが、レジャーや国内旅行、民泊のVrboが牽引しているとのこと。Vrboについては、2021年の利用者の半分超が新規での利用という。

なお、収益に占める事業別の割合は、宿泊が78%、広告・メディアが7%、航空が2%、その他が13%となったという。