Skiftによると、メキシコ観光局(Visit Mexico)は米国オースティンのフィンテック企業Revとの契約のもと、ロイヤルティプログラムと紐付いた決済アプリの活用を目指している。

マーケティングのためのより良いデータ収集を目的としたもので、旅行者に他通貨のデビットアカウント「Xワールドウォレット」の利用を促し、ポイントベースのロイヤルティプログラムでリピーター化を目指す。

仕組みとしては、メキシコ観光局やホテルチェーンなどのパートナー企業がRevからポイントを購入し、それを消費者に対するインセンティブとして活用する形。例えば政府やDMOなどがポイントを購入して観光分野の中小企業を支援するような流れを期待する。

デビットカード形式とすることで口座開設などの手間や手数料を不要とし、アプリをダウンロードするだけで利用できるという。

なお、ツーリズムマーケティングの世界ではモルディブも独自のロイヤルティプログラムを国として導入している。