Event Manager Blogによると、イベントテック企業のMeetingPlayとAventriが合併することが決まった。詳細は明かされていないが、プライベート・エクイティ企業2社が協力してまとめたという。

コロナ禍でイベントのバーチャル開催やハイブリッド開催への需要が増加するなかでイベントテック企業への注目も高まっており、過去半年間でもBizzaboがKlikなど4社を買収。またZoomから大規模な投資を受けたCventはShofloを買収して現在はナスダックに上場している。さらに、HopinもLinkedInからの5000万ドルを含めて2回合計8.5億ドルの資金調達を実施し、Attendify、Topiなど6社を買収している。

こうした流れは、ライブストリーミングやエンゲージメント管理、イベントの成果を測るための分析データへのアクセスなど、バーチャル/ハイブリッドイベントの開催に関するあらゆる要素をワンストップで提供可能にしようとする意図の表れという。

MeetingPlayとAventriを合わせると、米英豪3ヶ国にオフィスを構え、合計で1万社超の顧客基盤を持ち、5万件以上のイベントに関わって700万人を超える参加者にサービスを提供することになる。また、100人未満から20万人超まで多様なサイズのイベントに対応可能となる。