TTG Asiaによると、海外旅行経験のある中国人1045人を対象に12月に実施された調査で、回答者の78%が2022年に海外旅行を検討しており、55%はデスティネーションも決めていて制限が緩和されれば旅行したいと考えている結果となった。
実際に旅行に出るための要件として人気が高かったのは、「安全に海外旅行ができる状態が数ヶ月続くこと」が60%で、「往復とも隔離廃止」が58%、「団体旅行に対する制限の解除」が41%、「渡航先のビザの発行再開」が40%などとなった。
また、女性より男性の方が旅行が可能になったらすぐに旅行する傾向があったほか、コロナ後最初の海外旅行を誰としたいかの質問では、回答者の49%が家族と答え、恋人は29%に留まったという。
旅行先では日本が17%で首位となっており、唯一2桁の得票率を獲得。特に1級都市の住民では24%となったという。これ以外ではタイと豪州が8%、フランスが7%、韓国が6%などとなった。
旅行先選定で重視する項目では、コロナ対策の実績が59%となったほか、衛生対策の質が51%、感染状況が47%、中国人旅行者の歓迎度合いが41%、医療サービスの評価が37%、コストパフォーマンスが36%などとなったという。
記事では、旅行計画を立てる際の情報収集手段や旅行の予約手段などについても紹介されている。