Travel Weeklyによると、英内務省は国民に対しパスポートの申請から発給までの期間が10週間となる可能性があるとして利用予定のある場合は早めに申請するよう呼びかけている。

すでに昨年4月から注意喚起していたものだが、往来再開とともに需要が高まり改めての呼びかけとなった。

同様の状況は米国でも伝えられており、昨年7月には6ヶ月前の申請の申請が呼びかけられていた。また、豪州も国境開放が決まった後に申請が急増している

日本でのパスポートの年間発給数は、2004年から2019年にかけては約320万件から約440万件の幅で推移していたが、コロナ禍となった2020年は123.5万件、2021年は51.4万件にとどまっているところで、平均が400万件として計算すると625万件超が申請していない状況となる。

なお、筆者が先週パスポートの更新のため東京・池袋のパスポートセンターを訪れた際には他の来客はまばらで、スタッフの数の方が上回っている状況だった。