CANCUN SUNによると、カンクンのホテルでは夏の間の予約率がすでに90%前後に達している。ホテルによってはすでに7月末までの期間も予約で埋まっているところもあるといい、2019年を上回る好況となっている。
こうした状況の背景には、コロナ禍を通して旅行者の受け入れを続けた姿勢とそれに応じて多くの米国人旅行者が訪問してきていることに加え、今夏は欧州からの路線も再開。またウェディング利用も回復しているという。
一方、キンタナロー州のカンクン以外のエリアではコロナ前の稼働率を15ポイント程度下回っているといい、トゥルムやプラヤ・デル・カルメン、コスメルなどへの需要の分散が課題となっているという。