Simple Flyingによると、キャセイパシフィック航空が5月に運んだ旅客の数が5.8万人近くとなり、2019年比では98%減と依然として厳しい状況だが前年比は141%増となった。

1月からの累計では18.5万人で前年比は59%増。運航した便数は5972便で19%の増加。今年はじめの就航都市数は29で、年末にはこれを倍にする目標を掲げており、現在はすでに45都市まで戻しているという。

なお、news.rthk.hkは香港財政長官のポール・チャン氏が香港の観光産業の回復に取り組む姿勢を改めて示し、その上で中国本土との往来再開を優先的に実現することで、グレーターベイエリアでの8600万人を超える市場規模が「限りない可能性」をもたらすと語ったことを紹介している