Skiftによると、米系航空会社のCEOで2021年の報酬額が最も高かったのはデルタ航空のエド・バスティアン氏で1240万ドル(約16.7億円)だった。

同社は成果に応じた報酬を強調しており、バスティアン氏の報酬も94%は財務や業務、顧客サービスについての目標を達成したことへの評価という。また多くの部分が株式で支払われているため、額面はその日の株価によって大きく変動する。

2位以下はユナイテッドのスコット・カービー氏の985万ドル、アメリカンのダグ・パーカー氏(前CEO)の7.24億ドル、サウスウェストのゲーリー・ケリー氏の580万ドルなど。下位では、キャシュ確保のため無報酬を選択したアレジアントを除けば、サンカントリーのジュード・ブリッカー氏が56.7万ドル、ハワイアン航空のピーター・イングラム氏が309万ドルなどとなった。

なお、その他のスタッフの平均給与額との差でもランキングに変化はなく、デルタが176倍、ユナイテッドが126倍、アメリカンが115倍などとなったという。

記事では11社の数値を網羅しているほか、各社の状況などについても紹介されている。