アジア太平洋航空協会(AAPA)は6月28日、アジア太平洋地域の航空会社による5月の国際線運航概況を発表した。

旅客数は730万人となり、2019年比では依然として76.4%減ながら前年比は461.1%増と大幅増。5月の480万人からも大きく伸長している。

またロードファクターも、座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)が前年から114.8%増に留まったのに対して旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)が451.7%増となったため、43.7ポイント増の71.5%まで回復した。

1月からの累計では旅客数が270.4%増の2192.2万人、有償旅客キロ(RPK)が265.7%増、ASKが77.6%増でロードファクターは29.3ポイント増の57.0%となっている。

なお、AAPAの概況は全日空や日本航空を含むアジア太平洋地域の主要40社のデータを集計している。