Travel Weeklyによると、エティハド航空は6月までの上半期の業績で過去最高益を記録した。経営再建に取り組んでいた同社にとっては2015年以来の黒字化となる。

コロナ禍前には2017年から2019年まで15.2億ドル、12.8億ドル、8.02億ドルと損失を削減してきており、2020年は17億ドルへと拡大したものの2021年には4.76億ドルに圧縮。この上半期は2.96億ドルの黒字を確保し、昨年の3.92億ドルの赤字から大きく好転した。今年は旅客収入が前年の3倍に増加したほか、ロイヤルティプログラム会員の獲得も好調に推移したという。

なお、同じく中東系のカタール航空も2021/2022年度の業績で過去最高益を報告している