グローバル・ビジネストラベル・アソシエーション(GBTA)とFCMが共同で実施した調査で、回答した世界各国のトラベルマネージャーの59%がTMCの選定時にテクノロジーを重視すると回答した。

TMCにかねて求められてきたコストや出張管理よりもテクノロジーが重視されている結果で、具体的にはTMCの拠点数を選んだ回答者は45%、料金やコストを選んだのは42%、アカウント管理やサポートチームの質は40%だったという。

しかも、TMCの「最大の問題点」としてテクノロジーを選択した割合も42%に上った。逆にTMCの強みとしてテクノロジーを回答したのは38%だったという。弱みの2番めはデータ分析とレポーティングが35%、手数料とコストが24%だった。

OBTの利用率は96%に上ったものの、TMCのモバイルアプリやバーチャルペイメントなどその他の技術の利用率は低く、また調査結果ではサステナビリティやNDCなどへのTMC側の対応も不十分と指摘している。