米国トラベルアドバイザー協会(ASTA)が会員向けの行動指針「クレド」で顧客からの手数料徴収を推奨したことについて、Travel WeeklyがASTA理事長に意図を聞いている

理事長によると、「組織がなんのために存在するか、どのような存在であるか、そして我々ASTA会員はどうあるべきかについてクレドを更新する必要があった。そして、我々はプロフェッショナルであるということを明確にすることが非常に重要」と判断。

そして、取引先や顧客からプロフェッショナルとして見られるだけでなくプロフェッショナルとして振る舞うことも必要であり、取引の仲介業者でなくサービスや価値の提供者である事実を反映し、プロフェッショナルとしての報酬を請求することを正式に推奨することにしたという。

一方、手数料徴収には取引1回ごと、時間ごと、予約や返金、交換などの作業単位ごとの手数料など様々な形態があるが、それについてはASTAとして関心外とした。

アドバイザーの大半が手数料を徴収するようになるか、との質問に対しては「コロナ禍もあって急速にその方向に進むと思う」と説明。記事ではこれらの詳細や反対意見に対する考え方などについても掲載されている。