Routes Onlineは9月9日、ブリスベン空港のExecutive General Manager Aviationのインタビュー記事を公開した

入国制限緩和後の状況や今後の見通しについて聞いたもので、例えば現在の事業規模は欧州や北米の順調な回復によりコロナ前の約50%に戻し、ニュージーランドも回復。必要な座席数の確保が課題となっているという。

また、旅客数がコロナ前に戻る時期については2025年を目標としていたとしつつ、中国などアジアの再開に大きく影響されるとし、2024年に大きく回復する可能性もあると説明している。

このほか、アジア路線では中国本土はもとからそれほど依存度が高くなく、まずは「台湾、韓国、日本、そして香港」について年内から北半球の冬ダイヤの間に軌道に載せなければならないと強調。ちなみに、日本路線については12月1日から週3便での再開が決定している。

このほか、クイーンズランド州政府と主要空港が路線の誘致のために確保した2億豪ドルでも、すでにユナイテッド航空がサンフランシスコ線を初就航するなど成果が出はじめているという。