PhocusWireは10月4日、スタートアップ企業を紹介する企画でドイツのフランクフルトを拠点とするGauVendiを取り上げた。
GauVendiはホテル向けの営業・収益管理システムで、従来は固定された客室タイプによって在庫が管理されていたのに対し、客室が持つ様々な特性をベースとしてAIと機械学習を活用しダイナミックに在庫を管理する仕組みを構築。導入企業では平均単価が14%以上上昇したり直販比率を向上したりできているという。
具体的には、景観やバスタブの有無など様々な要素のなかからユーザーが必要な組み合わせとのマッチ度が高い客室を提示できるようにするもので、記事中には書かれていないが最近注目の高まっている「属性ベース購買(Attribute-Based Shopping、ABS)」の一部と考えられる。