GLOBETRENDERは9月23日、英国のラグジュアリー旅行スタートアップ「リトルエンペラーズ」におけるミレニアル世代の顧客の特徴についての記事を公開した

リトルエンペラーズは年間250ポンドの会費を支払うことで世界中の高級ホテルを割引価格で利用できる仕組みを提供しており、最初のホテル予約で元を取ることができるのが特徴。会員の約93%が50歳以下で、リモートワークの浸透やライフステージの変化もあり、ノマド的ライフスタイルの熱が高まっているという。

リトルエンペラーズのサービスでは、3回のクリックで予約を完了できるようにし、好みなど予約の詳細を記録し何度も同じことを繰り返す必要を排除。過去の支出額や子どもの有無、年齢などの情報も活用してよりパーソナライズした提案で支持を得ている。

また、ミレニアル世代は「目で買う」ことから画像や動画、間取り図など視覚情報を重視し、最終的にはアプリから文章をすべて取り除く予定。「視覚」はインスタ映えの側面でも重要で、適切なアピールをしたデスティネーションが新たな旅行需要の獲得に繋がっているとのこと。

さらに物理的な豊かさよりも豊かな体験への人気が高まっているほか、独立系ホテルや新しいブランドへの意欲も非常に大きい傾向あり。記事ではサステナビリティやウェルネス、ワーケーションのトレンドなどを含めて細かく説明されている。