TTG Asiaは先ごろ、オンライン決済システムWorldpayのVPが考える旅行観光産業のトレンドとそこでの決済の役割についての記事を公開した。
トレンドとして示されたのは「トリップスタッキング」「BNPL(Buy Now, Pay Lter)」「ソーシャルセリング」「メタバース」の4つ。
このうちBNPLはトレンドそのものが決済に関するものでTRVLWIREでも解説しているが、トリップスタッキングは旅行者が複数のツアーや宿泊、フライトを予約する行動で、コロナ禍で顕著になったフライトの遅延や欠航などのトラブルへの保険として増加しているところ。これに対しては返金不可の前金などの仕組みによる対応が必要としている。
またソーシャルセリングはソーシャルメディアやライブストリーミングでの販売で、ある調査ではソーシャルセリングを期待する消費者は増加傾向とのこと。業界側はマルチチャンネル販売の一部として取り組みが求められる。
さらに、新しい観光の形態としてARやVR、そしてメタバースの活用も避けては通れない状況となりつつあり、そこでの取引を可能にするデジタルウォレットの導入が鍵になっていくという。
記事ではそれぞれについてより詳細な情報や事例などが紹介されている。