他国に先行してウィズコロナに切り替えたことで旅行需要が急回復し対応する人員の確保に苦慮してきた英国の旅行業界だが、Travel Weeklyによると他の業界では景気後退の懸念から採用活動を停止する動きも出ているのに対し旅行業界は引き続き採用に意欲的という。

要因の一つは需要が変わらず旺盛であることだが、それに加えて回復の原動力となる人材の確保と定着が優先課題となっており、特に新しい才能を持つ若者の獲得が急務。人材の争奪戦は熾烈で、今年の採用活動は記録的な規模になるという。