地上交通手配サイトのPRICE4LIMOはこのほど、米国の航空会社や空港でこれまでの12ヶ月間に発生した手荷物の紛失などについて航空会社や空港ごとに状況を調査した。

航空会社では、リパブリック航空が手荷物10万個あたり930個の割合で紛失して最多。2位はアメリカン航空の850個。ユナイテッド航空は620個、デルタ航空は540個、ハワイアン航空は270個で、アメリカンは日本にも就航する大手各社の中では群を抜いて高い結果となっている。

また手荷物の破損の発生率も増加しており、アレジアントが600%増となったほか、アラスカが100%増、ユナイテッドが85%増、ハワイアンで60%増、デルタは40%増などとなったとのこと。アメリカンはこちらではランク外となった。

一方、空港のロスラゲ発生率では、1位から順にシカゴ・オヘア、ラスベガス、サンディエゴ、オースティン、アトランタ、シャーロット、ロサンゼルス、ワシントン・ダレス、フィラデルフィア、タンパとなった。

このほか旅行者が手荷物の紛失や破損に遭遇する割合も聞いており、紛失は55%、破損は60%だった。また紛失した荷物が戻ってくる割合は34%で、平均6日間で返却されたという。